経営の参考書

経営トップとNo.2の視点の違いを体験できる小説

皆さん、こんな言葉を聞いたことないでしょうか?

「経営トップとNo.2との間には大きな差がある」

今日は、そんなトップの視点とNo.2の視点。
この違いを学べる面白い歴史小説をご紹介したいと思います。

信長と光秀、双方の視点でみる戦国時代

今日ご紹介する本はこちら。鬼と人と 信長と光秀 <上巻・下巻>

実はこの本、もう30年近く前に書かれた本なんですが、ビジネス界で著名な方があるメディアでオススメしていたのを知って最近読みました。


作品名:鬼と人と 信長と光秀 <上巻・下巻>
著者 :堺屋太一
初版 :1989年12月
※古い本なので、中古のみです

「信長と光秀」と言えば、大体の方はご存知だと思いますが、天下統一を目指した織田信長と、信長のNo.2でありながら謀反を起こし、本能寺で信長を自害に追いやった光秀の話。

とまぁ、ここまで書くと普通の歴史小説なのですが、この本の興味深いところは、信長の視点と光秀の視点、双方の視点で物語が進んでいくところ。
そのため、同じ出来事を信長、光秀の2人がどう感じたのかを独白していくという、面白い構成になっています。

天下を統一して戦国時代を終わらせようという大きな志を持って生きていた信長と、その信長のNo.2でありながら常に信長に対して恐れを感じていた光秀。

立場が違うだけで、ここまで見える景色が違うものか、という驚きがあります。

トップに立つ人は読んでみると面白いかも

光秀がなぜ信長に対して謀反を起こしたのかは、未だに分かっていないようですが、この本は30年前に書かれたということもあり、世間一般で広まっている「信長への怨念」が謀反の原因として書かれています。

他には秀吉が光秀をそそのかして謀反を起こさせた説や、家康と共に謀反を画策し、自身が死んだと見せかけて南光坊天海として家康の参謀になった説などがあるようです。

どれが正しいのかは分かりませんが、この本を読むにあたっては史実の正否という視点は抜きにして、ビジネスにおける「トップとNo.2の視点」という所に主眼をおいて読んでみてもらえたら、学ぶ点が色々あるのではないかと思います。

これから事業を立ち上げ、人々を束ねていく企業のトップとして仕事をしていく人には、ぜひ読んでもらいたい一冊でした。

以上、うちの会社のNo.2で仕事をしている、私のオススメ本でした(笑)。

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