経営の参考書

起業する前に読んでおきたい一冊

気がついたら、参考になった本の紹介コーナーをすっかり忘れてました(笑)。
という訳で、今日はこれから起業しようと思っている方にオススメしたい一冊。

マーケッターとして一世を風靡した方でご存知の方も多いと思いますが、神田昌典さんの本。起業して5年くらい経ってからこの本を知りましたが、本当に読んでよかったと思った一冊。

事業が軌道に乗った後に待っている「地雷」とは?

私がこの本を起業する前の方にオススメする理由。
それは、創業期を抜けた後に待っている「地雷」を事前に知ることができるから。

これはよくあるマーケティングのノウハウ本ではありません。
苦しい創業期を抜け、ようやく成長期に入って一息つけると思った時に経営者に待っている「地雷」の数々をフィクションでまとめた一冊。

フィクションではありますが、この著者をはじめ、成長期を迎えた多くの経営者たちの身の回りに起こる問題を書いている預言書のような本です。
実際、私たちが年間3〜4店舗の出店をはじめ、成長スピードを加速した時、この本で警告されている問題点が起きました。

私がこの本を読んだのは、まさにそんな時。
残念でしたが、この本を知るのがちょっと遅かったです。

創業期は毎日の現金のやりくりだけで精一杯になる方が多いでしょう。
ただ、創業期を抜けて成長期に入ってから、いざ成長期の準備を始めるのでは手遅れだったりする訳です。

さらにこの本は、社内に起きる問題だけではなく、経営者のプライベートに待っている「地雷」までが書かれています。

これから起業をする方で、「ゆくゆくは会社を大きくしていきたい」と思っている方は少なからずいらっしゃると思います。
そんな方は、ぜひこの一冊を事前に読んでおくことをオススメします。

実際に問題が起きてからこの本を読むのと、事前にこの本を読んでおくのでは、会社の経営、そしてプライベートの充実に雲泥の差があると言っても過言じゃないと思います。

ご興味があれば、ぜひ。

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