私が1号店を開業して、カウンターでお客さんを接客させてもらっていた頃。
よく試作品などを作っては、その感想をお客さんに聞いたりしながら、あーだこーだと会話を楽しんでいたことをよく覚えています。
当時は当たり前だったこうした日常ですが、今の私のお店ではこれができません。
なぜなら、店舗展開をする過程において、売上を作るモデルを個人型から組織型に変更したからです。
つまり、1号店で当たり前だった日常は、組織で売上を作る上では非効率であり、非効率こそが組織で売上を作るための障害になってしまうのです。
ただ、ここで大事なのは、個人型か組織型かのどちらが正しいということではなく、自分がいま持っている武器を最大限に活かすことに意識を向けること。そして、決して相反するモデルを真似しようとはしないことだと思います。
なぜ、個人型のモデルが効率化を追求してはいけないのか?
その答えは、脱力して考えれば見えてくると思うのです。
辻本より
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