私が1号店を開業した時、店名を何にするのかについて良く考えた記憶があります。
「お店を使ってくれた人に感じて欲しい、私なりのこだわり」
「今まで聞いたことのない、斬新な響き」
「とてもバーとは思えないワクワク感」
考えに考え抜いて決めたネーミング。
当時はこれ以上ない出来だと満足していましたが、今から思えば完全な自己満足。
もちろん自己満足のネーミングを否定したい訳じゃないんです。
ただ、大事なのはネーミング次第で集客コストが大きく変わるという事実。
そしてこれは、店名だけじゃなく商品名にも同じことが言えるでしょう。
商品名を聞いても、その具体的なイメージが全く湧かない商品。
何語かも分からないカタカナの商品名。
これらも私がやってしまった店名のミスと同様で、注文しにくい商品名はそれだけで大きな機会損失をしていると言っても過言ではないでしょう。
店舗商売で利益を出すのは簡単じゃないことは私も分かります。
そして、そんな利益を出すのが難しい店舗商売において、数々のネーミングの失敗を経験してきたからこそ、今は思うのです。
「ネーミングの目的は何なのか?」と。
脱力してネーミングを考えた時、そこには単なるカッコ良さや自己満足よりも重視すべきポイントがあり、そのポイントがお店の収益を大きく変えているという事実が見えてくるのです。
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