スコットランドにあるアイラ島。
この島が世界的に有名なのは、強烈な香りを放つアイラウイスキーと呼ばれるお酒が造られる島だから。その香りはしばしば正露丸に例えられるほど独特で、初めて飲んだほとんどの人はビックリするのではないかと思います。
でも、そんな強烈で個性的な味わいのウイスキーじゃなかなか飲む人はいないんじゃないかと思うかも知れませんが、むしろ逆で実に多くの熱烈なファンに愛されるウイスキーとなっているのです。
ここに繁盛するお店のヒントがあると、私は思うのです。
多くのお客さんに使ってもらおうと思ったお店がやりがちなのは、様々なニーズのお客さんの期待に応えようと商品数を増やすこと。
でも果たしてその考えは正しいのでしょうか?
その答えをアイラウイスキーが教えてくれているような気がするのです。