自分対談

未来と過去の経営対談 第九回「『集める時代』の終わり」

1ヶ月ぶりに再び過去の辻本が来たようです。
どうやら今回は過去最年長の様子。果たして彼は何年から来たのでしょう?
それでは第9回 過去と未来の経営対談、はじまりです。

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旧・辻本
こんにちは!
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現・辻本
こんにちはー。
おっ、今回はだいぶ最近から来ましたね。
少し白髪もチラホラしてるし。
2017〜2018年くらいからですか?来たのは?
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旧・辻本
むむ、さすが年が近いだけありますね。正解です。
今日は2017年から来ました。
白髪ですか、まぁ仕方ないですよね。
今年でもう40歳ですから。
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現・辻本
おー、お互い40代ですか。おっさんですね。
もうあれですね、お互いおっさん同士なんだったら、こんな所でかしこまって話するより、カウンターで日本酒でも飲みながら話でもしたいですね。
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旧・辻本
いいですね〜。
やっぱりおっさん同士だと、カウンターですよね。
刺身でもつまんだりしながら。
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現・辻本
そうそう、おっさんなりの愉しみ方ってもんがありますからね。
あっ、そう言えば私と一緒にお酒を飲みながら店舗商売を考える「辻本と行く 勝手にお店分析ツアー」っていうサービスもやってるんで、良かったら申し込んでみて下さい。
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旧・辻本
あ!今さりげなく自分の商品の宣伝しましたね。。
ちゃっかりリンクまで張ってあるし。
まぁでも、僕ら2人でカウンター座ったらお店の人引いちゃいますよ。
全く同じ2人だし。双子のおっさんと思われますね。
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現・辻本
確かにちょっと微妙ですね。
想像したら私も気持ち悪くなってきました。
やっぱり止めときましょう。

すいません、話が逸れて。
で、今日はどんなお話なんですか?
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旧・辻本
そうそう、実はですね。ちょっと困ったことがありまして。
時代の流れもあって、会社の規模だけを追う経営を止めて方向転換をしようと思ってるんですよ。
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現・辻本
おー、なるほど。
確かにじわじわですけど、確実に時流が変わってきてますよね。
それでどんな方向に向かおうとしてるんですか?
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旧・辻本
一部の店舗を売却して、売上規模よりも利益重視の経営にしようと思ってるんですけど、困ってるのはその売却方法なんですよね。
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現・辻本
ほほぅ。売却方法ですか。
辻本さんのお店、立地も良いし認知度も地域ではある方だから、買いたいって人なんて沢山いるんじゃないんですか?
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旧・辻本
そうなんですよ。大手の広告に出したらいっぱい応募が来たんですよ。
ただちょっと問題があってですね、どうもほとんどの人の応募動機が僕の希望とズレてるんですよね。
何か「楽して儲けられそう」みたいな人ばかりなんですよ。僕としては、大切に経営してきたお店だから、もっと真剣に商売したい人に買ってほしいんですよ。応募は多いけど、求める人がいないって感じ。
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現・辻本
「応募は多いけど、求める人がいない」って、何だか企業の人材採用と似たような話になってきましたね。。
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旧・辻本
確かに。。
って事は「人を集める」って事に関してはどんな募集であっても課題は一緒なのかも知れないですね。
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現・辻本
そうだと思いますよ。
ちなみに、現状だと今後はどんな対策をしていく予定なんですか?
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旧・辻本
う〜ん。一応、広告会社の人からは「もうちょっと上のプランで母集団を増やしたらどうか?」っていう提案をもらってるんで、どうしようかな〜と悩んでいるところです。
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現・辻本
出た。
広告宣伝費増やして、分母を増やす提案。
もう、まんま採用会社と一緒ですね、思考が。
辻本さん、それじゃ余計にズレた人をたくさん集めて、対応するのが大変になるだけなんじゃないんですか?
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旧・辻本
そうなんですよ。
自分でも何かが違うというのは分かってるんですよね。
だから、その違和感の正体が何なのかを辻本さんに聞いてみようと思って、今日は来たんです。
何なんですかね、この違和感。
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現・辻本
辻本さん。
もしかしたらその違和感の正体は、お客さんを「集める」っていう思考そのものかも知れませんよ。

見込み客を「集めよう」とする旧・辻本。
それに対し、「集める」という思考自体に疑問を投げかける現・辻本。
一見、当たり前に思えるお客さんを「集める」という方法に潜んでいる違和感の正体とは何なのか?

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© 2020 辻本誠 ふりかえり分析家