開業後

開業手続と確定申告はプロに任せた方が良いワケ

私たちが開業して1年目の冬。
当時は個人事業主だった現在の代表取締役が、営業中の狭い厨房の中で分厚い書類を開いて頭を抱えていました。
興味本位で覗いてみると漢字と何かを記載しなければいけないマス目だらけ。
見た瞬間に拒絶反応が出て、見て見ぬふりをしました。。

どうも確定申告の手続きをやってくれてたようです。

開業当時、誰も頼る人がおらず自己流でお店を運営してきた私たちにとって、国への申告手続きなどは二の次。
創業メンバー4人揃って、毎月の締め作業などしてるはずもありません。
そのツケが年度末に一気に回ってきたという訳です。

創業者は守備が苦手

前職で経理などを担当していた方は例外として、創業する方のほとんどは売上を上げる、いわゆる「攻め」は得意分野だと思います。
そして国への各種申告などをする手続き、いわゆる「守り」は苦手分野でしょう。

当社の代表は創業15年で守りも強くなったようですが、私は未だにこのままです。

記憶が確かであれば、確か1年目の申告は何とか自分たちで乗り切れたような記憶がありますが、当社の代表が申告手続きにかなりの時間を取られていたのは確かです。会社の売上をどんどん伸ばしていかなければいけない創業期に会社の代表が「守り」に時間を取られるのはよくありません。

前回、「制作物は自社で作ったほうが良い」いう話で、お金がないから全部の業務を自分たちでやっていた、という事を書きましたが申告業務は話が別です。
相変わらずお金はありませんでしたが、売上を伸ばすことに集中するために、守りの申告業務は一刻も早く外注することにしました。

守りのプロにお願いしたほうが会社は伸びる

国は創業する人たちを応援するために様々な制度を用意してくれています。
ただ、残念なことに税務や各種申告手続きに素人の人間が制度全ての恩恵を漏れなく受けるのは至難の技でしょう。本業に集中しながら各種制度を理解するのは難しすぎです。

結果、私たちは当時1号店のお客さまだった税理士さんに税務と各種申告をお願いしました。
年齢が1つ違いで相談しやすいという事もあり、創業から現在に至るまでずっと当社の税務を見てもらってます。

仕事を依頼した当初は申告手続きをしてもらえる便利さでお願いしていましたが、会社が成長するに比例して金融機関からの借り入れや決算に関して助言を受ける影響も大きくなってくるため、会社の守りの業務は早めにプロに任せて置いたほうが良いと思います。

「開業を予定しているけど、申告手続きが分からない」
なんて言う方はお気軽にご相談ください。
同じ悩みを経験してきた私たちがお力になれることがあるかも知れません。

当社の会計業務を創業時から支えてくれている税理士さん。
頼りになります!

 

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