お店を開業してしばらくすると、少しずつリピーターさんは増えていきます。
そんな時に私たちが考えることは何でしょう?
答えは様々だと思いますが、開業当時の私が強く思ったのは「リピーターさんを絶対に失ってはいけない」という恐れにも似た思い。
リピーターさんを失わないために自分に出来ることは何なのか?
そう考えた私が行き着いた答え。
それが「お客さんと親しい関係になること」だったのです。
お客さんと親しくなればなるほど、お客さんを失わずに済む。
だから出来る限り親しくなれるよう、親しげな言葉遣いを意識しよう。
この試みは一見うまくいってるようにも思えました。
私もお客さんに親しげに接し、お客さんもまた私に親しげに接してくれるようになったのですから。
でも、当時の私は気づいていなかったんですよね。
この時からすでにお客さんとの「関係の終わり」が近づき始めていることに。