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Vol.66「良い評価と悪い評価」

私たちがお店を探す時によくチェックする項目。
それが実際にお店を使ったことのある人によるレビューではないでしょうか?

実際に私もお店を経営しているので、当然自分のお店のレビューを見ることはあります。
そして、その評価の中には良い評価もあれば、悪い評価もあります。

正直に言えば、プラスの評価ばかりだったら嬉しいのは事実ですが、考えようによってはマイナスの評価も必ずしも悪いことばかりではないような気がするのです。

なぜなら、そのマイナス評価がお店のこだわりについての否定的な意見である場合、それはお店のこだわりがお客さんに伝わった何よりの証だから。

それよりもお店を経営する立場から考えた時にマズいのは、マイナスもプラスも評価が付かないお店なのではないかと思うのです。だって、評価が付かないという事は、お店に対して好き嫌いという意見すらない「興味のないお店」という位置づけなのですから。

脱力して考えれば分かると思うのです。
評価の賛否が分かれているお店と評価が全く付いてないお店だったら、自分はどっちのお店を選ぶのか?

そう考えると、マイナス評価をなくそうとする事は、同時に自分のお店のこだわりを主張することを止める事であり、それは結果的に自分のお店のファンを失うことにもなりかねないのです。

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辻本より
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