自分対談

未来と過去の経営対談 第二回「先人に学ぶ」

前回、意気揚々と帰っていった2002年の辻本。
もう大丈夫かと思っていたら、また来たようです。
今回はどんな相談なのでしょうか?それでは2人の対談、お楽しみください。

こんにちは、お久しぶりです!

こんにちは。
あれ、早くないですか?
おととい来たばかりじゃないですか。

へへ、辻本さんにとってはおとといでも、自分の時代だと、前に来た時からもう一年くらい経ってるんすよ。
今日は2003年から来ました!

えっ!そうなんですか?ややこしいですね。
確かに髪型、変わってますね。
金髪止めたんですか?

おっ、気づきました?
そうなんすよ、前に辻本さんから言われたのもあるんですけど、やっぱり商売やってて、金髪っていう外見で損することはあっても、得することはないなぁ〜と思いまして。

おぉ、そうでしたか。
全然良いですよ、今のほうが。

へへ、あざっす!

やっと状況がつかめてきました。
それで、今日は何のお話ですか?

実は2店舗目出したんですよ。つい先日。

えっ!本当ですか?順調じゃないですか!

いや〜、それが違うんですよ。
色々事情があって、1店舗目だけじゃ採算が合わないから強引に2店舗目出したって言うか。。
まぁ、実はその2店舗目の件で相談だったんですけど。。

えっ、2店舗目でも何かあったんですか?

そうなんですよ、実は業態を変えたんですよ。2店舗目。
バーに。

あれ?1店舗目もバーでしたよね。確か。

そうなんですよ。ただ1店舗目はどちらかと言うとダイニング寄りで、食事も結構たくさん用意していたんですよ。
で、2店舗目はもっとチャレンジしようと思って、思い切って本格バーに近い感じにしたんですよ。

へ〜、攻めますねぇ。2店舗目でいきなり業態変えるなんて。
具体的にはどこが違うんですか?

えーと、食事を大幅に減らしました。

おー、なるほど。後は?

後はないっすね。食事を減らしただけです。

えっ!それだけ?
で、お店の売上はどうなんですか?

それがさっぱりでして。へへ。

どう考えても危険な道に進みはじめている様子の2店舗目。
危機感が欠けているようにも見える2003年の辻本、解決策は見つかるのでしょうか?

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