現在、来月下旬にオープン予定のオーナーさんの開業準備を進めています。
とは言っても、まだリニューアルにあたっての工事も入っていないので、店内はまだかなりゴチャゴチャ。
今日行ってきたら、こんな感じでした。
ホールの床はクロスが全部剥がれていて、貼り直しが必要。
クロス以外にも、木を使用している部分の老朽化により、補修が必要な部分もありました。
ここで問題になるのが、「いかにコストを抑えて補修をするか?」というところ。
初めての開業で、このコストを気にしないオーナーさんはいないでしょう。
もしいらっしゃったら、もう少しコスト感覚を身につけたほうがいいかもしれませんね(笑)。
コストを抑えて補修をするためにどうするか?
オーナーの腕の見せ所です。
最近はネットですぐに見積もりを取れる時代なので、最安値を探して発注するのも簡単。
今回の場合であれば、恐らく「クロス張り替え専門」、「木材補修」など、それぞれの最安値を探して発注したら支払い総額は安くなると思います。
「安い業者を見つけて、とことん支出を抑えたぜ、しめしめ。。」
という考え方もあるかも知れません。
果たして、これは本当に得をしているのでしょうか?
目先の安さよりも、見えないコストを収益化する
ちなみに今回の補修工事の見積もりはこちら。
詳細はお見せできませんが、クロスや木材の補修などを一括で業者さんにお任せしています。相見積もりは一切取っていません。
ネットで検索したり、相見積もりを取ったら間違いなくもっと安いところがあるでしょう。
なぜ最安値を探さないかと言うと、トータルで考えたら、目先の安さを取らないほうが私たちの会社も業者さんもメリットがあるからです。
業者さんに適正利益を取ってもらい、気持ちよく仕事をしていただく。
一見、業者さんだけが儲けているようですが、そうではありません。
見えないコストを収益化することで、自分たちの会社も利益を上げることができるのです。
見えないコストとは何か?
いつも適正の利益を取ってもらい気持ちよく仕事をしてもらうことのメリット。
それはズバリ、工期の早期化。
初めて仕事をお願いした業者さんや、とにかく安い業者を探していると工期に自由は効きませんが、お互いの信頼関係を築いていくことで工期を早めてもらうことができるようになったりします。
仮に工事してもらう日を1週間早めてもらったら、開業できる日も1週間早まります。
これだけで、数万円の工事費の差どころか、大きく収益を伸ばすことだってできます。
また、上記にある見積もり内に表記されているサービスという項目も同様。
いつもお互いが気持ちよく仕事を発注・受注していると一般的にはサービスでできる範囲を超えた工事もサービスでしてくれたりするメリットもある訳です。
ウェブですぐに最安値が調べられる今の時代。
こんな時こそ、良い業者さんを見つけていただき、ウェブ上で見えてこないコストを上手に収益化していってもらえたらと思います。