今回の連載コラムは2020年最後の回。
そんなタイミングということもあり、今回は一年を振り返り、私がこの一年で得たものとは何なのかを考えてみました。
今年最大の出来事と言えば、新型コロナの流行に尽きるでしょう。
休業要請や時短要請に始まり、席の間隔や消毒のアルコール不足などなど。
とにかく今年一年を振り返ってみると、店舗商売をしている方にとっては「ない」ものばかりの一年だったように感じるかも知れません。
ただ、ここでちょっと視点を変えて考えてみると、ある事に気づきます。
それは、例えば「営業する時間がない」ということは、「営業していない時間がある」ということ。
つまり同じ事実にも関わらず、「ない」が「ある」に変わるのです。
という事は、「ない」ものばかりの一年を、見方を変えるとどうなるのでしょうか?